分校のY内君に置いてかれて、「ふうっ、やっとこれで自分の走りが出来るぜ!」
と開き直る塾長でした。
それからはライバルらしき人もいず(抜かれるばかりだから....)集中して
淡々とペダルを回し続けます。 「え~~~と、左の腿を引き上げて~~~。
それから前に踏み込んで。次は右あsh.... 」
ん??? なんか気配がする.... 後ろを振り向くとMのやさんが視界に....
やばい.... 逃げなきゃ.... 気づかない振りをしてジンワリとスピードを
上げます。
暫らく頑張ると少しずつですが離れ始めました。 よっしゃ~~~、この調子で
いくばい!
後ろは気にせずにスピードをキープします。 と、突然後ろに人の気配が
どうせ速いライダーが抜いていくんだろうな~~~。 「行っていいよ。」
あ~~~~~~~~~~~~~、Mのやさんじゃ~~~あ~~~りませんか....
延髄蹴り、4の字固め、コブラツイストをいっぺんにやられたぐらいの
衝撃をうけた塾長でした。
あとはボロボロ、あとはボロボロ.... 溢れそうになる涙をこらえ、「ばかやろ~~~!」
なんて暴言は吐かずに立ち漕ぎでライバルを追いかける塾長でした。 そのとき....