そのとき.... 太ももの前面が、それも同時につりやがった....
アウチ.... 「私、もう漕げません....」状態なのである。
しかし、消えていくライバルをただで見送るような塾長ではない!
「気合だ~~~!」とつった足を無理やり動かしてライバルの
後姿を凝視する。
が.... すぐに見えなくなってしまった。 よ~~~し、あとは
最後まで持つように押さえて走ろう! 切り替えだけは早い
のも塾長の特徴である。
ちんたら、じゃない、一生懸命にペダルを回していると後ろから
ただならぬ気配を感じた。 誰だ??? お~~~、ミヤモッチさん
ではないか。 抜きながら「はい、いくよ、いくよ!」と声をかけて
くれたが、私の足は疲労蓄積度指数150%(何を基準にしてるかは不明)
だったので、気持ちだけ先行して付いていくことにした。
アスファルト道に出てからは他人の目を意識して「俺は頑張ってるぜ~~~!」
的に見えるように演出しながらゴールを目指した。 流石は百選連敗の塾長である!
いや~~~、長いようだったけど3時間ってこんなもんか。
負け惜しみのようなことをかんがえながら、心地よい疲労感に
包まれて倒れこみそうだった.....
今回のレースを通して学んだことがある。 私はこのスポーツが大好きなのだ。
こんな悲惨な状況になっても、負け犬状態になっても、やっぱり
楽しいんだよね~~~。 こりゃ~~~、死ぬまでやめられないな~~~!
レースを企画、運営された団体の皆様、本当に楽しませていただきました。
また出場させていただきますので、宜しくお願いいたします。
有難うございました!!!
ps. 娘がゴールにやってきて、「パンクしたよ」という。 リム打ちでもやったか
でもどこで??? と思ったらまさかの釘を踏み抜いてた。 それも木ネジ。
話によるとリムの内壁にも穴が開いたとのことである。 最近の言葉で言う
「どんだけ???」状態である。 こんど開けて見てみよう。(ワクワク)