2周目の登り、挽回すべく気合を入れます。 朝練の成果かかなり調子いいです。
(少なくとも自分ではそう思った)
それでもライバル達の姿は見えなくなっていたのだ.... まあ、そのうちに
追いつくだろう。 だって朝練したもん!!!
数周回してもいっこうにライバル達の姿が見えない.... とその時であった....
「塾長、来たよ。」って声をかけてくる人が。 振り向くとハヤシ商店さんが。
それから数周回、私は彼のペン係りにでもなったかのように周回チェックで
「はい、ペン。」と彼をサポートし続けたのであった。(ペンをもう少ししっかりと
締めとけばよかったと後悔)
これではいかん! と頑張って、何とか単独走行に入る。 上りにもまだまだ
余裕があるし、下りも大分コースの走り方を体が覚えてきた。(今頃かい???)
そうこうしていると、私の周りに黄色いジャージの若い子が付きまとっている。
お~~~、Q州弾児のエース君か。 おっしゃ~~~、おじさんが一丁もんでやっか。
数周回を共に走る。
ここでは賢いおじさんは下りでは後ろについて、マジックをあけてもらう! だって
最近手が震えるんだもん.... 周回チェックの場所でなべでっちさんが「塾長、
フラフラしとるよ。」と笑っている。 笑い事じゃないって。 今バトル中なの!
レースも終盤になり、ちょっと足が重くなってきた。 最終回の上りでエース君が
逃げる。 塾長は追おうとするが、足が乳酸で満たされてメルトダウン状態....
あ~~~あっ、行っちゃった.... ま、いっか。 おじさんですから。
って言ってたら宮崎のおじさんが上りで抜いていった。 元気だね~~~。
おっしゃ、いっちょもんでやるか。(もまれるのはお前だろ)
下りに入って宮崎のおじさんの後ろにくっつく。 宮崎のおじさんはビックリした様子。
塾長をなめちゃいかんぜよ。 体は老化の一途をたどっておるが、下りのテクニックは
反比例状態じゃ! (かなり誇張表現が含まれておりますので、良い子の読者の
皆さんは半分だけ信じるようにしましょう。)
ダブルおじさんで下りセクションを終え、チェックに入る際に「終了です。」の一言....
え??? 今から宮崎のおじさんをもんでやろうとおもってたのに。 まあ、今日は
このくらいにしてy.... うあ~~~、ストライダーは乗るもんだぞ。 投げるもんじゃ
な~~~い....
完