さあ、点検とセットアップが終わったら実際に乗ってみましょうか。 おっとその前に
説明と注意事項を。
まずは前と後ろのギアの使い分けを説明しておきましょう。 前は基本的に3枚のギアがあり
左のシフターで操作します。 一番ちっちゃいのは上り用、真中のは平地用
そして一番大きいのは下り用と説明します。後ろは、前のそれぞれのギアでの
微調整用ようです。 右のシフターで操作します。(あくまでも初心者向けの
説明ですよ!)
もう1つあります。ペダルを回しているときにギアを変えましょう。 回してない時にギアを変えても
変りません。 それどころか最悪の場合はチェーンやギアをいためてしまう結果にも!
さあ、最低限の知識は頭に入ったので実際に乗ってみましょうか。 ウォームアップの
始まり、始まり!
運動場みたいなところだったら、後について走ってもらいます。
その際に前後のシフターを使っていろんなギアを体験してもらいます。 口で説明
するよりもやって慣れろって感じですね! 停車する前に前はセンター、後ろは
2,3速ぐらいに入れるように指示をします。 そしてストップ!
皆さん、色々なスタートとストップのやり方でしたね。 でも基本があるんですよ
実は! まずはスタートの方法から説明しましょう。 サドルに乗ったまま
スタートした方、NO GOODですよ。 (だから初心者の方向けの説明なの)
初めに、フレームのトップチューブをまたいで立ち、効き足を地面と平行になった
クランクの前にある方のペダルに乗せます。
そのペダルに乗っかるとMTBは前進を始めます。 そこでお尻をサドルに乗せて
もう1つのペダルにももう一方の足を乗せて回し始めます。 これは斜面や
滑りやすい場所でも発車しやすいようにです。
ストップも同様にサドルに乗ったままではダメダメですよ。 クランクを地面と
平行にしてペダルの上に立ち、ブレーキをかけ始めると同時に
お尻を若干後ろに引きます。
止まる寸前に一方の足をペダルから下ろし、軽く前に突き出します。 当然
もう一方の足は一番下まで下がったペダルの上ですよね。
あ~~~、ダメダメ、サドルに座っちゃ。 フレームのトップチューブを
またぐ形でストップですよ。 理由はお分かりでしょ!