今回は抜重ですよ。 文字通り体重を抜くだけです。でもこれができると
滑りやすいところや障害物の上を滑らかに走れるようになるんですよ。
まずは抜重を身につけるためのトレーニングから!
用意するもの2cmぐらいの高さがある石か板みたいなもの。
見つかりましたか? それじゃ~~~始めましょうか!
障害物に向かって、歩く速さよりも若干速めのスピードでアプローチ
しましょう。 スピードが出たらペダルの上に立ち上がって
まずは前輪を軽くリフトして障害物を越えます。
これからですよ! 後輪が障害物にあたるのを感じてください。
これを数回くり返すと後輪が障害物に当たる時期が分かってきます。
さあ、準備は整いました。 それでは障害物に向かってアプローチ。
前輪が障害物を越えたらヒザをちょっと深めに曲げましょう。
後輪があたる瞬間に素早く上体を前に移動させます。 ハンドルを
握る手を中心に肩が前に円運動しながら出て行く感じです。
当然ヒザは伸びますよね。 でも体重は前にかかっているはず
なんで、後輪が段差に乗り上げる際にヒザが曲がり、後輪への
「ガツン」という衝撃はなくなります。
これが自然にできるようになると後輪のパンク率がかなり低下しますよ。
しっかりと練習してみてください!
さて、次回はリアリフトをご紹介しますね。 これは抜重よりも積極的に
リアを持ち上げるテクニックです。