さて、今回はこの呼吸法の副次的なメリット(あくまでも私説ですから!)をご紹介
しましょう。
まずは呼吸をリズミカルにやるのでエンジンで言う「タコメーター」、つまり回転計の
役目もするんです。 よって、ギアチェンジの時期を呼吸が教えてくれます。
「シュッツ、シュッツ」が遅くなってきたらシフトダウンしてリズムを取り戻します。
速くなりすぎたらシフトアップしましょう。 一定のペースでペダルを回せるので
足への負担も軽減されます。
トルクが欲しい場合にはギアではなく、2回吐いて、2回吸うから1回吐いて、1回吸う
にシフトダウンします。 逆に負荷が少ないときは4回吐いて、2回吸うサイクルに
シフトアップするんです。
この2つのシフト方法をその場、その場に応じて使い分けるとかなり良い感じで
走れると思います。
次に常に呼吸をしているので、パワフルでも体はリラックス状態にできると思います。
無駄な力が入らないため、ペダリングも乱れないし、疲れかたも違ってくると
思われます。
現在のところ、私が把握できているのはこのあたりまでです。 五木の大会までに
使いこなせるぐらいまでなりたいと思っております。 さて、効果の方はどんな
ものでしょう。 ちょっとワクワクしている塾長です。(笑)