そう、塾長にも若かりし頃がありました。(ウソじゃないよ!) 30代の頃
エキスパートクラスで走っている皆から「エキスパートの亀」と呼ばれていたころが
ありました。 何が亀って? そりゃ~~~、下りでしょう。
大分のサトヤンからは「何でそんなところでブレーキかけてんですか?」って
言われたことも....
あの頃は下りが怖くてずっとブレーキかけっぱなしだったな~~~。
(ノスタルジック)
それでも負けたくなかったから五木では最後の下りで5回もこけちゃったっけ。(爆)
下りが速くなったら俺は無敵だ!って思って頭と体を使って練習に練習を
重ねた結果、人並みに走れるようになった。 俺は無敵になったはずだった....
ところが加齢のせいか、体のケアーを全くしなかったツケか、得意だった
のぼりで足がつるようになり始めたのよ。 そのあとの話はしたくないから
ここでストップして、下りの話をしましょう。
まずはブレーキレバー握りっぱなし編
結構、初心者の下りが得意でない方に多いですね。 怖いからず~~~っと
レバーを握りっぱなし。 これでは握力が超人的でも参っちゃいますよ。
この状態だと腕も緊張状態になって路面からのショックを吸収できない。
レバーに指はかけててもいいけど、必要なときだけ路面の安定しているところを
見計らってブレーキはかけましょう。 ブレーキをかけてるときって不安定な
状態だって知ってました? 普通の人はやらない恐ろしいことをやっている
かもですね。(笑)
次はコーナーはハイスピードで曲がるんだぜ~~~編
これも結構陥りやすい誤りです。 少しでも速くコーナーを抜けようと
あまり減速せずにコーナーへ侵入。 結果、曲がりきれずに失速。
加速に無駄な力を使う。
そうでなくて、曲がれるスピードまでしっかり落としての
スムーズなコーナーリングです。 バイクを倒しこむ前にしっかりと減速
しましょう。 早めにこぎ始められるので、コーナーからの脱出が速く
なるはずです。
セオリーはこんな感じですが、身に着けるには練習あるのみです。 まずは
自分の許容範囲内のスピードでスムーズに下れるよう練習しましょう。
それができるようになったらスピードを徐々に上げていけばいいんです。
亀の塾長が言うことだからと思わずに試してみてください。 亀だったからこそ
見えるところもあるんですよ。 勉強ができなかった子供でも塾の先生に
なった人もいるらしいですから!