MTBに乗り始めて29年、自分なりのセオリーを構築してきた
つもりです。 しかし、最近そのセオリーがガラガラと音を立てて
崩れ始めているのを感じます。(自分で壊してるんですが....)
まずはハンドルの高さです。 低ければ低いほどパワーが引き出せる
と考えておりましたが、下りも考慮してサドルと同じか少し低めに
セットしていました。 ライザーなんてもってのほかでした。
ところがライザーを使ってみて、下りよりも登りでアドバンテージがあると
確信したんです。 自分のセオリーとは全く逆ですよね。
今朝はFR号で〇X山へテストに行って参りました。 今回は
ステムをひっくり返して2センチ近くハンドル高を上げました。
ちなみにライザーです。
これってダウンヒルバイクじゃん、って思うほどでした。(笑) でも
これが登りでかなりパワーが入り、呼吸もすごく楽だったんです。
こりゃいけるぞって思いました。
ところが下りに入った途端、やはり抑えが効きにくい.... ってか気を抜くと
押えが全く効かず、ハンドルがフラフラして転倒しそうになりました。
そこで山の中で、鳥たちに「ケラッ、ケラッ」て笑われながらもステムを再びもとに
戻してみました。
これですよ、これ!!! ビタ~~~ッって吸いついたように安定してます。
やっぱり下りはハンドルが高すぎちゃだめですね。 これまた私のセオリーとは
全く逆....
帰って車庫のシャッター前で撮影をしたところ、ハンドルとサドルの落差は
こんな感じでした。
登った時の落差ってどんだけだったんだろう.... それでもあの登りはよかった。
両方が気持ちいいスイートスポットを追及すべきか、それとも慣れるか
塾長はプアーなんで後者を選ぶことにします。(笑)
指宿はFR号に決定! でもミスシフトが多かった....
(ローノーマルに慣れすぎてしまった。)