今朝はサカタ氏とモリシタさん親子で〇X山へ行って参りました。
今日の努力目標は「力まない」です。
塾長もですが、気合が入るとどうしてもいらん力を入れてしまいます。
入れたからって速くはならずエネルギーだけを浪費します。
耐久レースではその浪費が後半にかなり反映されてくると思います。
そこで今日はどんなことがあっても常にペダルに一定の力だけを
入力し続けることの重要性を体感してもらいたいと思います。
まずは階段を使って脚で登ってもらいますが、その際に太もも
前部を使うのではなく、腰の横にある筋肉を使って登って
もらいます。 いつも使わないところなんで難しそうです。
ほんで、山に入ったらペダルをそんな感じで回すようにしてもらいますが
これまた難しい。 常に意識して身に着けていくしかないんです。
ヒントは水泳のクロールでやる手の動きです。
時々坂が急になったところでダッシュをかませますが、このときも
決して力まずにスムーズな回転を意識しながら加速していきます。
やっぱ難しいですね。(笑) でも練習あるのみですよ。
それともう1つ大切なことはライン取りです。 同じコースの中でも
ラインによってきつさにかなりの差があることを体験して
もらいました。 これをたとえば10回繰り返せば、脚に来る
疲労はかなりの違いになることでしょう。
そしてお待ちかねのシングルですが、まずはテクニカルな登りです。
リアタイヤのトラクションを確保しながら、フロントの浮きを抑えて
コントロールしていきます。 体重移動とぺダリングのコラボで
実現できる業です。
下りは根っこが多いので、ブレーキングポイントと抜重ですね。
これを間違うとドンデン返しになっちゃいます。
下ったら登るんですが、これは先ほどのテクニカル登りと
同じ要領です。 ただ距離が長くなるので、あきらめないこと
が要素に加わります。
殆どの方はバランスを崩した時点でぺダリングをやめてしまいます。
それイコール停車、下車、押し担ぎとなっちゃうわけです。
少しぐらいバランスを崩しても漕ぎ続けることが肝心です。
と、まあこんな感じの内容で遊んできました。 口で言うのは簡単
なんですが、やるとなるとかなりの練習が必要です。 でも身に着けると
遊びのフィールドが格段にひろがります。
また身に着ける際のプロセスも結構楽しいものがありますよ。
MTB、なんて楽しいスポーツなんでしょ!!!