1983年、初めてMTBの存在を知ったのが渡米中のことでした。
当時はオートバイのトライアルに夢中でしたが、オートバイをアメリカでは
買う経済力がなく、車もなかったので自転車でもと思いバイクショップへ。
そこででっかいタイヤのオートバイみたいな自転車を発見。
一目ぼれでした。 その当時、テンスピード(ロード)が100ドル前後で
買えたのに、その面白そうな自転車は300ドルもしてました。
一度はあきらめて帰りましたが、どうしても欲しくってまたバイクショップに。
片道1時間、合計3時間の徒歩でした。(笑)
アメリカでの勉強を終え、帰国してトライアスロンを始めます。 つまり
ロードを買ったわけですが、あの楽しさが忘れられず、MTBも買って
しまいました。
勿論、ロードのスピード感や軽快感は凄く楽しかったのですが、MTBの
一体感はそれに勝っていました。
いつの間にかトライアスロンに終止符を打ち、MTBのみで活動をしていました。
この楽しさを多くの人に伝えたい。 そういう思いで個人でですが、小さな
スクールやレースを企画し始めました。
その活動が認められて、色々なところから講師として読んでいただき
ブリヂストン九州販売様からもサポートを頂くことができました。
息子が泉分校に行ったことで、泉分校とのつながりもでき、外部コーチとして
携われる機会を与えて頂きました。
本当にMTBな人生を歩んできましたね。 最近、泉分校は飛躍的に強くなっています。
でもあれは私の指導では全くありません。 部員のみんなの努力とその周りの
方々の献身的なご協力やアドバイスの賜物です。
私がやれることは以前と全然変わっておりません。 MTBの楽しさを伝えることです。
これからもスクール講師、イベント開催スタッフ、それに外部コーチとして
皆さんにMTBの楽しさを伝えていけたら幸いです。
自分の好きなことを思いっきりできる私は本当に幸せ者です。
それを支えてくださっている家族も含めて、周りの皆様に本当に感謝、感謝です。