これは自分がどれだけやっているかを伝える目的ではありません。
ボランティアでイベント開催に携わっている皆さんの声として
ご理解いただければ幸いです。
セキアヒルズカップを例にして話を進めてまいります。
まずは手順からご説明いたします。 最初にやることは
開催日の決定です。 これは他のイベントとの時期関係を
調べて、決定します。
開催日が決まったら募集内容及び要項をチェックして、募集を開始します。
募集終了日は保険の申し込みやゼッケンの発注、それに物品購入や
備品の準備にかかる期間を考慮して決定します。
募集が終わるまでは、ほぼ毎日郵便局通いで記帳をし、入金者の
データをサイトの方にアップしてもらいます。
募集が終わって初めて、データの集計や打ち込みミス等の確認をおこない
不備があった場合は校正をかけます。 結構な時間がかかる作業なんです。
最終的にデータがまとまったら、スタッフ用、保険用、計測用と
用途に合わせてデータを編成しなおします。
ゼッケンの準備、個人用のパケットの作成、タイムテーブルやコース図の
作成および印刷。
コース整備もしなくてはなりません。
これだけでも大仕事だと思いませんか? プロでやってるわけではないので
本業の方もしっかりとやらなければなりません。
そしてイベント前1週間、コースの最終仕上げをして、備品の最終チェック
当日の流れのイメージトレーニング等をやります。
ここまで読まれて、「じゃあ、なんでそんな大変なことをやるの?」とお思いの
かたもおられるでしょうね。
答えはシンプルです。 MTBを楽しんでもらいたい。 それだけです。
それでやっていること自体は苦になりません。
ただ、締め切りというものが何のためにあるのかということを
知って頂きたいと思い、こんなことどダラダラと書いてしまいました。
他のイベントでも、その道のプロの方が営利主義でやっておられるというのは
かなりマレなことではないかと思います。 ほとんどの方が
「楽しんでほしい」という気持ちで頑張っておられるのだと思います。
そういう方の負担を少しでも軽くしてあげられる方法が締め切りを守る
という簡単なことなんです。
そこのところをご理解いただいて、ご協力を頂けたら本当に助かりますし
精神的にも楽になります。
さて、25日は「MTBを楽しんでもらう」ことと「イベントを楽しんでもらう」ことに
頑張りたいと思います。 皆さんで楽しみましょう!