この数年取り組んでいるぺダリング方法です。 コンセプトは「弱い力でも
あらゆる方向から常にかけ続けることで出力を低下させない」です。
絶対にグイグイ押したり引いたりしません。 どんなにパワーが必要な時でも
ねちっこく一定のパワーでクランクをまわし続けます。
トルク変動をできるだけ小さくして、筋肉にかかる負担を軽減します。
とは言ってもどんなものか、なかなか想像できないと思います。
そこでちょっとしたティップをご紹介します。
まずは常に爪先立った形で足首を固定してクランクをまわします。
上死点から前には蹴りだす感覚で押し出します。
4時から8時まではつま先で地面に字を書くような感じで後ろに
引いていきます。
8時から12時までは足の裏でペダルを後ろに押すような感じにして
ヒザを前方斜め上に引き上げていきます。
この動作を入力の切れ目を作らないようにねちっこく繰り返します。
上りとかになったら思わず「グシグシ」と漕ぎたくなりますが
とにかく我慢です。
もう1つのポイントは下腹に力を入れることです。 そうすることで
脚ではなく体幹を使ったぺダリングができるようになります。
最初はパワーが出ないような気がします。 ただ、慣れてくると
以前と同じくらい走れて、疲労は減少しているのが実感できる
ようになります。
おっと、仕事しなきゃ。