さて、乗り降りがきちんとできるようになった生徒さんに実践的な止まり方を
説明していきます。
まずは3mぐらいの間隔で2本線を引きます。 その線から20~30mほど
離れたところから走ってもらい、1本目の線に前輪が乗った時点でブレーキを
かけはじめ、2本目を越さないように止まります。
最初は何も教えずにやってもらい、感想を聞きます。 そこで質問タ~~~イム。
さて、前と後ろ、どちらのブレーキがよく効くでしょうか? 「後ろ!」って
答えた方、NO,NOですよ。
そこで実際に後ろだけ、前だけ、両方を使った場合を実践して見せます。
受講者の皆さんの前にウロコの山ができますから!
前ブレーキを使うことを覚えた受講者が注意すべきことはブレーキングの際に
お尻を後ろに引くことと、体の力、特に腕に力を入れすぎないことです。
合言葉は「リラ~~~ックス」ですよ。
上手くなってきたら、2本の線の間隔を狭くしていじめてあげましょう!
多分、喜ばれるはずです。(爆)
それと前輪が通過してから前輪が行き過ぎないところでというのには
理由があります。 その線の中だけが路面が安定していて、ハード
ブレーキングが可能な場所という想定なんです。
そこを過ぎるとマッド、コケ、アイスバーンなんですよ。(笑)
滑りにくそうな場所を選んでブレーキングするのは安全に走るための
テクニックなんです。
一般道を走る際にも是非活用して欲しいテクニックです。 例えば
雨の日の金属の上や白線の上、路肩の泥などですね。
あ、やばっ。 仕事の時間じゃ~~~。