さて、今回は曲がるというテーマで行きましょうか。 まずは練習用の
コースですが、オーバル(楕円)にしましょう。 以前は8の字を
描くようなコースを設定していたのですが、人数が多いと待ってる
時間が長くなるんですね。
オーバルの直線区間は人数によって変化させて、余裕を持って走れる
長さにしてあげましょう。
まずは何も教えずに半時計回りに走ってもらいます。 暫らく走って
もらったらストップをかけて、感想を聞きます。「パーフェクトな走りが
できた人?」とか「パーフェクトな走りができなかった人は、何が難し
かった?」
最初のアドバイスは「外足荷重」です。曲がる方向と反対のペダルを
一番下まで踏んでタイヤを路面に押し付けます。 これだけでも
MTBがかなり安定しますよ。
注意点はかかとが下がらないようにつま先立った感じでペダルに
力を加えましょう。 それとヒザを内側にひねると踏みつける
力が強くなりますよ。
それでは受講生の皆さんに体験してもらいましょう。 講師は踏み込む
足が逆の人やかかとが下がっている人に注意をしてあげましょう。
上手くできるようになったら時計回りも体験してもらいましょう。
暫らく走ってもらったら、ストップをかけて感想を聞きましょう。 多分
安定はするが小さく曲がれないという意見が出てくるでしょうね。
そこで2番目のアドバイス。 コーナーリング中はヒジをちょっと深く
曲げて外に張り出します。 そして左に曲がるのであれば、左手を
若干前に押し出しましょう。 バイクが自然に傾き、旋回を始めます。
コーナーリング中に前輪が滑り、こけちゃうことってありますよね。
前輪がコーナー中心方向に切れ込むと滑り始めます。
コーナー内側の手を前に押し気味にしてやることで、この切れ込みを
抑えることができ、結果滑り出してもコントロールできる可能性が
高くなります。
あ~~~、眠くなってきた。 今夜は家で分校保護者親睦会をやるので
今のうちにちょっと寝とかなきゃ。 この続きは次回ということで!